パンダアップデートとは、Google検索結果の品質を高めるために実施している検索アルゴリズムアップデートの名称です。
ユーザーがより質の高い検索結果を得られるよう、検索エンジンの仕組をより良いものへ更新することです。別名を「ファーマーアップデート」といいます。
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パンダアップデートの特徴
- 他のサイトのコンテンツをコピーしただけの役に立たないサイト、ユーザにとって価値のないサイトなどの低品質なサイトの順位を下げる
- 調査・研究結果、詳細レポート、思慮深い分析などのオリジナル性のあるサイトの順位を向上させる
- 始めに米国のみで導入され、他国にも展開中
の特徴があります。
(ちなみにパンダアップデートは、白黒はっきりさせるの意味をこめて、色が白黒のパンダと名前がついているそうです。)
2011年から不定期ですがパンダアップデートが実施されています。
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最近のパンダアップデート
Googleが2015年7月18日あたりからパンダアップデート4.2を開始し、現在も継続的にパンダアップデートが展開されてる模様です。
GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリーズ)氏が、公にTwiiterにて言及。
パンダアップデート4.2のTOPICS
- 10ヶ月ぶりのパンダアップデート
- アップデートが完了するまで数ヶ月かかる
- 英語の検索結果に与える影響は2~3%程度
上記より、与える影響が2~3%程度だとすると正直、あまり影響は大きくないのではないかと思われます。
前回のパンダアップデートが3~5%程度で初代のパンダアップデートが12%程度だったことを考えれば、前回比でも半分程度と考えられます。
定期的に起こる大きなアップデートに備え、今一度コンテンツを見直すことが大切です。
薄っぺらい質の低いコンテンツをたくさん作っても意味が有りません。質の高いコンテンツを増やし、サイトの価値を高めながら、順位上昇を目指すことが重要です。
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これまでのパンダアップデート
- Panda Update 1.0: 2011/ 2/24
- Panda Update 2.0: 2011/ 4/11 (間隔:約7週)
- Panda Update 2.1: 2011/ 5/10 (間隔:約4週)
- Panda Update 2.2: 2011/ 6/16 (間隔:約5週)
- Panda Update 2.3: 2011/ 7/23 (間隔:約5週)
- Panda Update 2.4: 2011/ 8/12 (間隔:約3週)
- Panda Update 2.5: 2011/ 9/28 (間隔:約7週)
- Panda Update 2.5.1: 2011/10/ 3 (間隔:約1週)
- Panda Update 2.5.2: 2011/10/13 (間隔:約1週)
- Panda Update 2.5.3: 2011/11/19 (間隔:約5週)
- Panda Update 3.2: 2012/ 1/18 (間隔:約9週)
- Panda Update 3.3: 2012/ 2/27 (間隔:約5週)
- Panda Update 3.4: 2012/ 3/23 (間隔:約3週)
- Panda Update 3.5: 2012/ 4/19 (間隔:約4週)
- Panda Update 3.6: 2012/ 4/27 (間隔:約1週)
- Panda Update 3.7: 2012/ 6/12 (間隔:約6週)
- Panda Update 3.8: 2012/ 6/26 (間隔:約2週)
- Panda Update : 2012/ 7/18 (間隔:約3週) 対象:日本語・韓国語
- Panda Update 3.9: 2012/ 7/25 (間隔:約1週)
- Panda Update 3.9.1: 2012/ 8/19 (間隔:約4週)
- Panda Update 3.9.2: 2012/ 9/18 (間隔:約4週)
- Panda Update #20 : 2012/ 9/27 (間隔:約1週)
- Panda Update : 2012/10/24 (間隔:約4週) 日本独自のアルゴリズム更新
- Panda Update #21 : 2012/11/ 5(間隔:約 5週)
- Panda Update #22 : 2012/11/21(間隔:約 2週)
- Panda Update #23 : 2012/12/22(間隔:約 4週)
- Panda Update #24 : 2013/1/22(間隔:約 5週)
- Panda Update #25 : 2013/3/15(間隔:約 10週)
- Panda Update 4.0 : 2014/5/20(間隔:約 61週 Gooleは2013/3/15のパンダアップデートを最後に通常のアルゴリズムに統一したため公式発表がなかった。しかし今回Googleが異例の発表)
- Panda Update 4.1 : 2014/9/25(間隔:約 18週)
- Panda Update 4.2 : 2015/7/18(間隔:約 44週)
2012年になってから、日本語環境下でもこの影響を受けたと思われる状況が発生していると言われています。日本にもパンダアップデートが導入されているようですね。
2012年7月には正式に日本語環境で導入されたことが発表されています。(7/18)
Panda Update #25を最後に、パンダアップデートはすでにGoogleの通常のアルゴリズムに統合され、これまでのような間隔を開けての手動更新ではなくなります。
一般的なアルゴリズムと同様に絶え間なく自動的に更新されるように稼働します。
これらのことから、以下のようなサイトがパンダアップデートの影響を受けて順位低下させられる可能性があるため注意が必要と思います。
- コピーサイト
- 自動生成したサイト
- 情報量の少ないサイト
- 信ぴょう性が低いサイト(素人が書き込みするQ&Aサイトなど)
まとめ
サイトを作成する際には、必ずSEOの本質や検索順位の仕組みを理解し、オリジナル性のある文章を各ページに入れる必要があると言えます。
不安のある方は、早急にサイト内容を見直しされてはいかがでしょうか。